【書評】鏡を使った自分を癒すワークが載った『鏡が教えてくれること』ライル・フォックス著

こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。

特に明確な悩みはないけど、なんとなく不安
過去や未来に対して心配することが多く、今を楽しめない
自分だけが不幸な気がして落ち込むことが多い
自分の人生をコントロールすることができない

アフターコロナでは、やはり日常が変化してしまった分
そう感じている人も多いかもしれません。

そんな方にお勧めなのが、
『鏡が教えてくれること』ライル・フォックス著です。

著者のライル・フォックスさんは、カナダの宗教コミュニティで神秘世界との出会いをきっかけに、心理学や代替療法の研究。そして、貿易関係のコンサルタントとして活躍する傍ら、鏡を使ったセラピー、「ミラー・セラピー」を体系化する。

本書では、鏡を使ったジブンを高める方法、ワークが多数載っています。

私も、鏡を使ったワークはするものの、ここまで豊富にあるとは結構驚きでした。

それでは、心に響いたポイントをみていきましょう。

あなたも私も、人は誰でも「パーフェクト」に生まれきます。

パーフェクトとは、いわゆる「完璧」という意味ではありません。

すべてが揃っていること。

美しくもあれば、醜くもあり、賢いこともすれば、馬鹿みたいなこともする。
・他人の悩みや苦しみに共感できない
・他人とつながっていると感覚をもてない孤独感
・自分の考えが自分の行動を支配してしまうことによる無力感
・本当の人生を生きているという感覚がしない。まるで他人の人生をみているかのように自分の人生を見てしまう
・時間、締め切り、スケジュールに追い立てられている焦燥感
・手に入れていないものにばかり個室する不満足感
・自分は完全ではない、完璧ではないという感覚

ミラーセラピーは、西洋の精神療法と、東洋の仏教をベースとした瞑想を組み合わせた手法です。

ミラー・セラピーの手順
ステップ1 ウォームアップ
洗面台など大きな鏡の前に立ち、1分間、鏡越しに自分の目を見続けます。

ステップ2おしゃべり
鏡の向こうの自分に、話しかけたり、笑いかけたり、そして歌ってみたり、踊ってみたりします。

ステップ3瞑想
鏡の中の自分を見つめながら、瞑想します。

13のルールと心構え
1.体調を整えた状態で行う
2.プライバシーを完全に確保して行う
3.時間帯を毎日変えて行う
4.服装を毎日変えて行う
5.上半身が移るようなサイズの鏡で行う
6.時計ではなく、タイマーを使用する
7.正しい姿勢で行う
8.鏡の世界にはいることを恐れない
9.習慣にする
10.鏡の前で自分を解放する
11.鏡の中の自分に人格を作りだす
12.鏡の中の自分をいちばん親しい友人にする
13.鏡の中の自分のアドバイスに従う

いやぁ、鏡を使ったワークでそれなりに危険性を伴うんですけどね。
これはこれで、おもしろいのかもしれませんね。

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