【書評】『メモの魔力』のブックライターが描く文章論『書くのがしんどい』竹村俊介著

こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。

いやぁ、嫌な本、、、いえ、いい本がでました。
文章を書くのに、悩んでいる人は、間違いなく読むべき一冊です。

【書評】『メモの魔力』のブックライターが描く文章論『書くのがしんどい』竹村俊介著

っていうか、とやかく、いわずに、読んで、この通りやったら
成果はでるんじゃないでしょうか?

正直、嫌な本です、笑。
なんで、嫌だっていうかというと、私がこの15年ぐらい文章に悩んで悩んで、
悩んだすえのことが、だいたい9割は載ってしまっているからです。

どの文章論も、同じようなことなんですが、まぁ読みやすい。

しかも、正論、王道。ああ、嫌な本ですね。

こういう時は、邪悪なワタナベが出てきます。

ブラック・ワタナベ、、、、、いやいや邪悪だなと自己嫌悪になりますね。

それぐらいいい本です。

著者は、50万部突破した『メモの魔力』のゴーストライターいえ、ブックライターの竹村俊介さん

それも、50万部突破した、『メモの魔力』のゴーストライターいえ、
ブックライターの竹村俊介さんが書いたから、説得力がハンパないのですね。

この本読むと、ベストセラーはあの有名な編集者よりも、単純にブックライターのこの方がよかったんじゃないかなと思うぐらい、いい本です。

本日の一冊は、『書くのがしんどい』。竹村俊介著

正直、『メモの魔力』ってやられたなぁと思ったんです。
この本も、やられたなぁ感満載で、大抵、やられたと心から思う本、

心から褒めることができなくて、自分が嫌になる本ってベストセラーになりますね。
自分がやりたかったのに、そこまで到達できなかった、

先にやりたかったってのは、まぁ嫌になります。
嫌になったり、怒りがこみ上げてきたり、感情がものすごく動く熱があるときって、

やっぱり、いい文章が書けるし、そこにビジネスが生まれます。
この本の中には、そういうことも書いてあって、すごくいい。

書いてあることは、ごく当たり前。文章本、
読んでいる人だったら、当たり前、変化なし。ごく当然。

痛みはテーマになる
怒りを企画に変える
一文は短く
読者対象は一人に絞る
削れるものは削る
最初から完璧を目指さない
書きたい文章と読まれる文章は違う
自分ごとになるようなテーマ
いい文章は、読者へのラブレター

とまぁ、当たり前だし、既出感が満載。

でもね、すごく説得力あるし、ああやられたと思うのよね。

だって、それが正論だから。

それに、この文書を書くのがしんどい、5つがうまいのよ。

書くことがなくてしんどい
伝わらなくてしんどい
読まれなくてしんどい
つまらなくてしんどい
続かなくてしんどい

読めば、読むほど、知っていながら、できていないジブンにぶつかる。

文章が書けないのは、新しいものを学べばいいんじゃなくて、

いまある、自分だって、気づく。

だからね、すごく嫌になるんだよね。

他に原因を求めたくても、他にもう知れることはなくて、

原因は、自分しかないから。

本書を読めば、文章は絶対、うまくなるし、きっと書けるようになる。

それでも、文章を学んだ人はなんだこんなことと思うし、

こんな内容でいいのか?これ以上にはないのか?

そう思いたくなる。

それでも、いま、10万部とか、50万部とか、ミリオンセラーを

自分の文章で出せていないのであれば、

素直に、これをやればいい。

一番心響いた言葉

「いいからやれ」

p285より

おすすめです。
書きます、書きますよ、、、、、書きます。

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